神戸市交通局3000形

1993(平成5)年の西神南駅開業時から登場し、搭載機器や外観が今までの車両と異なり、神戸市営地下鉄のイメージが一新された3000形。

◇車両

当初から6連で運行が開始され、車両数は6両×6編成=36両となっている。編成MT比は4M2T。

車両は全て川崎重工製。

車体はアルミ合金製で、外観は1000形や2000形と異なり、丸みを帯びた車体となっている。台車はS形ミンデン台車となっている。

「Uラインマーク」も大きい

車両塗装はペールアクアの面を大きくとり、そこに今までの車種よりも明るいグリーンを用いた帯を上下に配している。よってこの車種は、市電から1000形や2000形まで続いたツートンカラーとは大きく異なった塗装が施されている。車番はこれまでの車両同様、角文字が使われている。
なお先頭車両の側面の車番のみ、乗務員室後の「Uラインマーク」の上部におかれている。

冷房装置は各車両に大型2台が設置されている。

◇車内

西神・山手線内を走る車両として初めて側扉上部に車内案内表示装置が設置された。登場時、22、23号車には当装置が設置されていなかったが、1993 (平成5)年度に設置工事が実施された。1993(平成5)年度に導入された25~28号車には車内案内表示装置が新設されている。
(各扉、路線図タイプとLEDタイプが交互に配置された)

2009(平成21)年ごろから車内案内表示装置が更新され、現在は全編成が路線図とLEDが一体化されたタイプのものとなっている。

◇制御方式

主回路制御装置は運行開始当初からGTO-VVVFインバーター制御を搭載。インバーターは日立製である。

◇その他

2002(平成14)年度から、転落防止外ほろの設置が行われた。

◇車両主要諸元表

項目 MC2・MC’2 M1・M’1  T・T’
 形式  3100・3600  3200・3500  3300・3400
 定員[座席数](人)  129[48]  144[56]  144[54]
 最大寸法
(長×巾×高)
19000mm×2790mm×4090mm
台車形式 軸箱板ばね支持、車体直結式空気ばね支持方式 (FS-393形)
 主電動機 3相かご形誘導電動機
線間電圧 1100V・130KW × 4台/両
絶縁種別 H種 SEA-340形
 ——
 駆動装置 平行可とう歯車継手式一段減速歯車装置
歯車比 98/15 = 6.53
——
 制御装置 VVVFインバータ方式、回生ブレーキ付、
応荷重連動式、1C8M制御
 ——
 運転性能 加速度 3.3km/h/S

減速度 常用 3.5km/h/S 非常 4.5km/h/S 均衡速度 100km/h

 空気制御装置 ATC装置連動、応荷重連動、回生ブレーキ併用補足ブレーキ装置付段制御方式の電気指令電磁直通ブレーキ(遅れ込め方式) HRDA-1
 空気圧縮機

D-1215H-HS20J
2130ℓ/min

 ——  ——
 集電装置 —— PT-4822-B-M×2台/両 ——
 電動発電機

 CH-SIV
出力電圧 3相200V60Hz 定格出力 90KVA

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 連結装置 編成両端 自動密着連結器
中間部 半永久密着連結器
 冷房装置 CU-773形ユニットクーラ(マイコン式空調制御) 17000Kcal/h × 2台/両
 誘導無線装置 金属帰路誘導無線(乗務員室間通話装置付) 4波 + 3波
 自動列車制御装置 高周波軌道回路連続誘導受信方式(車内信号付 3者択2)
 自動列車運転装置 車上演算方式、地上子6情報
 戸閉装置 DP-45DS形ラック連動両開式上戸閉機(戸閉安全装置・再開閉装置付)
 電気方式・軌間 直流1500V架空単線式・1435mm